これもたまに遭遇します。特に、秒殺で落した商品なんかは時に傷や破れのあることがあります。傷や破れがあれば値段を下げざるを得ません。リスクを避けるために安く仕入れているとはいえ、少しでも高く売りたいですよね。こういう場合にはめんどくさがり屋の自分に鞭打って100均にいきましょう。100均には服などのリペアグッズが満載です。ナイロン補修シートや衣類のりなどなど、品ぞろえはかなり良いです。また、靴墨なんかはレザー商品のリペアにも使えます。現実的に使用に耐えうるかよりも写真映えするかどうかに注目しましょう。説明文に「穴や破れがあります」と書くよりも「1か所リペア跡があります」と記載しておく方が見る方も気持ちが違うでしょ？そしてわざと照明を暗くして分かりにくい写真を載せておけば完璧です。このようにキズモノを仕入れた時に色が一色だとその都度100均に行かなくて済むので一度の手間で済むのです。

　どんなに気を付けていても偽物を仕入れてしまうことがあります。メルカリのペナルティを恐れて泣き寝入りするか、勝負に出るか迷う所です。勝負に出る場合、あまり利益を追求するのはやめましょう。少しでも手元に資金を残し、次の勝負にかけることを第一に考えましょう。メルカリの偽物に対するペナルティは厳しいです。できれば他のフリマアプリで叩き売りましょう。

　中には無礼な不届き者が多数います。偽物扱いしたり、極端な値下げを要求したり。アホな連中に付き合う必要はありません。コメントから相手のページに入り、右上の「・・・」というボタンを押すとブロックできます。ブロックすると相手はコメントの投稿や購入ができなくなるので安心です。

　メルカリにはAIによる画像認識パトロールがあるのはご存じですか？例えば、同じ商品を二つ掲載したり、一日に頻回な削除と再出品を行った時などに商品が削除されることがあります。また、メルカリ内で購入した商品と同じ写真を使ったり、説明文をコピペするとペナルティの対象となる可能性があるので注意しましょう。もし、メルカリ内での売買を行う場合には、きちんと自分で写真を撮りなおし、説明文も自作しましょう。ここはめんどくさがっては痛い目をみます。

　ここではメルカリのペナルティについて説明します。メルカリは偽物や不正な販売にはペナルティを課します。内容や不正項目は不明ですが、ペナルティは一定の時間の取引制限を設けるときと、一発退場のレッドカードの2種類があります。私個人では、説明不足のブランド品や、堂々と偽物の写真を載せた際に時間制限のペナルティを受けたことがあります。知人は一日で複数回の削除と再出品を繰り返し、二度と取引ができない状態になりました。メルカリでのレッドカードはすなわち転売の終了を意味します。みなさん気を付けて取引きしましょう。

　そして次にめんどくさいのが発送です。らくらくメルカリ便ならコンビニでの発送ができますが、コンビニまで行くのがめんどくさいし、買い物客がいると時間がかかって気を使ってしまうし、なにより頻回に利用したら顔を覚えられるのも嫌だし。
　そんな時は職場を使ってしまいましょう。クロネコヤマトの集荷サービスであれば、配送依頼のボタンをタップすると依頼番号が出るのでそれを段ボールの余白に書くだけで、希望した時間に取りに来てくれます。受け取りも発送も職場にしてしまえば、仕事中に届き、仕事中に発送まで可能です。品名を文房具や書籍など仕事に関係ありそうなものにしてもらえば、大丈夫でしょう。あまりやりすぎるとさすがにばれるので、雨の季節や仕事の忙しいときにお勧めです。決してメルカリ転売をしているなんて言わないように・・・。

　転売に限らず、メルカリでとてもめんどくさいのが梱包ですよね。家の段ボールや紙袋も使い果たし、近所のスーパーに行くのもめんどくさいし。こんな時は「送られてきた入れ物をそのまま使う！」です。入ってきたものをそのまま入れるのでサイズはぴったりのはずです。いろいろ貼っていますが、丁寧にはがし、剥がし残したものは無視。これで梱包用の入れ物の準備は不要です。ねっ？ラクチンでしょ？ただし、さすがにガムテームの再利用は不可能なので自前で準備しましょう。準備編のところで購入しましたよね。